予防接種につきまして
当院では下記予防接種を実施しています。
定期接種 | B型肝炎(1歳未満)、ロタウイルス、小児用肺炎球菌(PVV15、PCV20)5種混合(DPT-IPV-Hib)、4種混合(DPT-IPV)、3種混合(DPT)、2種混合(DT)、ポリオ(IPV)、ヒブ、BCG、麻疹・風疹混合(MR)、水痘、日本脳炎、HPV(9価) |
任意接種 | おたふくかぜ、破傷風、不活化インフルエンザ、経鼻弱毒性インフルエンザ、A型肝炎、髄膜炎菌ワクチン、帯状疱疹、狂犬病 |
- 当院は日本小児科学会の推奨スケジュールに則って実施しています。
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20241114_vaccine_schedule.pdf
- 当院では年長児さんにはMR2期接種時に、おたふくかぜワクチン2回目、3種混合(DPT)、不活化ポリオも同時に接種していただく様おすすめしています。
これは5歳で百日咳抗体やポリオ抗体が低下し百日咳やポリオに罹患するのを予防するためです。 - 海外に行かれる方には、渡航先に必要なワクチンを接種していただくようにしています。
- 母子手帳をお忘れの方には接種できませんので、必ずご持参ください。
アレルギーの方にも接種していますので、お気軽にご相談ください
- HPVワクチン・・・当院では、9価(シルガード)を接種しています。
現在HPVワクチンは定期接種で摂取できます。
対象は12歳~16歳(小学校6年性~高校1年生相当)女子です。
15歳未満に初回接種される方は2回接種とすることができます。
HPVワクチン 高校1年生の方 お急ぎください(2025年9月)
HPV(ヒトパピロ―マウイルス)は子宮頸がんの主な原因となるウイルスです。HPVワクチンは、この感染症を予防し、子宮頸がん発症のリスクを大幅に減少します。15歳以上の方は3回、15歳未満の方は2回の接種が必要です。現在、小学校6年生~高校1年生の女子が定期接種の対象者です。
昨年まで行われていたキャッチアップ接種も終了しましたので、高校1年生の方は定期で受けるためには、年度末(3月)までに3回接種を終える必要がありますので、遅くとも9月までに1回目の接種を受ける必要があります。9月以降になりますと通常の方法では無料期間内に3階接種終了できない可能性がありますので、お急ぎください。
尚、平成9年度生まれ~平成20年度生まれの女性で、2022年4月~2025年3月末までにHPVワクチンを1回以上接種した方が、公費による接種を希望する場合は、2026年3月末までに2回目・3回目のワクチンを接種することができます。
接種方法
※1: 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合は3回目の接種が必要になります。
※2・3: 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
参考
子宮頸がんの予防・ワクチン 国立がん研究センター
子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために 公益社団法人 日本産科婦人科学会
一般の皆さまへHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)についてQ&A 公益社団法人 日本婦人科腫瘍学会
インフルエンザワクチンについて(2025年9月)
インフルエンザワクチンの予約を開始しました。
まだまだ暑い日が続きますが、本年も10月1日からインフルエンザワクチンを接種します。
皮下注射ワクチン
・6カ月~13歳 2回接種
・13歳以上 1回接種
経鼻ワクチン(フルミスト)
・2歳~18歳(19歳未満) 1回接種
フルミストについて
鼻から接種する生ワクチンです。注射ではないので痛みはありません。
ただし下記の方にはできません。
1.重度の免疫不全の方や悪性腫瘍の治療中の方
2.重症の気管支喘息や呼吸器疾患の方
3.インフルエンザワクチンに対してアナフィラキシーをおこした方
4.妊娠中、授乳中の方 特に妊娠初期の方
要注意の方
5.卵やゼラチンに対する強いアレルギーの方は注意が必要ですので予めご連絡ください。
いずれのワクチンも重症の卵アレルギーの方は注意が必要です。
★ご希望の方は電話でご予約お願い致します。(06-6771-5315)
MRワクチンについて(2025年4月)
現在、MRワクチンの供給が不足しているため、下記のように延長しての接種が可能となっております。
MRワクチンの定期接種
- 接種回数: 2回
- 第1期: 1歳の誕生日の前日から2歳の誕生日の前日まで
- 第2期: 5歳以上7歳未満で小学校入学前の1年間
供給状況:
現在、MRワクチンの供給が一時的に滞っているため、接種ができなかった場合は定期接種期間を超えて接種が可能です。
接種期間の延長:
一部の対象者については、接種期間が令和9年3月31日まで延長されることが決定しています。
おたふくかぜワクチンについて(2025年4月)
現在、おたふくかぜのワクチンが不足しています。
当院では1歳児の接種を最優先にいたしておりますので、他の年代でご希望の方は暫くお待ちくださいますようよろしくお願い致します。
メーカーからの情報では2025年9月に出荷調整が終了するとのことです。
予防接種についてのお知らせ
2024年からの予防接種が変更になりましたので当院でも変更しています。
5種混合ワクチンや新たな15価肺炎球菌ワクチンを導入しています。