クリニック名
医療法人博友会 藤谷クリニック
医師 藤谷 宏子
経歴
- 関西医科大学卒業
資格・所属学会
- 日本小児科学会認定専門医
- 日本アレルギー学会認定専門医
- 日本医師会産業医
- 日本小児科医会こどもの心相談医
- 日本小児科医会地域総合小児医療認定医、指導者
- 日本小児科学会 業務執行理事(HP担当)
- 日本女医会 副会長
- 大阪府女医会 会長
- 大阪小児科医会 監事
アレルゲン免疫療法とは、アレルギー疾患の病因アレルゲンを投与していくことにより、アレルゲン に曝露された場合に引き起こされる関連症状を緩和する治療法です。方法には2種類あり、皮下に注射する皮下免疫療法と舌下にアレルゲンを投与する舌下免疫療法があります。
アレルゲン免疫療法とは、アレルギー疾患の病因アレルゲンを投与していくことにより、アレルゲン に曝露された場合に引き起こされる関連症状を緩和する治療法です。方法には2種類あり、皮下に注射する皮下免疫療法と舌下にアレルゲンを投与する舌下免疫療法があります。
舌下免疫療法(SLIT)とは アレルギー性鼻炎(含花粉症)は、アレルゲン(または抗原)と呼ばれる原因物質(ダニ、スギ花粉など)によって引 き起こされます。SLITとは、その患者さんでアレルギーの原因となっているアレルゲンを少量から、徐々に量を増やし繰り返し投与することにより、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげる治療法です。根本的な体質改善(長期寛解・治癒)も期待されます。SLITは、アレルゲンを舌の下(舌下)に投与する治療法で、現在、スギ花粉症およびダニアレルギー性鼻炎に対して治療が行われています。
治療期間は原則として3年間から5年間が推奨されています。
有効率は高く8割以上です。根本的にアレルギー性鼻炎を治す可能性がある治療法です。
現在使用されている錠剤であれば、1分間は舌の下に薬を置いておくことが可能な方なら始めることができます。5歳ごろをめやすとしています。ただし、重症の喘息の方はこの治療を受けることができないなどの制限もあります。また、投与前および投与後2時間は入浴や飲酒・激しい運動を避ける必要があります。
治療は、定められた研修を受講して資格を得た医師だけがおこなえます。実施医療機関については、かかりつけの医師に相談してみるのも良いでしょう。下記も参考にしてください。
舌下免疫療法をご希望の方には、血液検査、鼻汁検査、呼吸機能等検査を実施し、舌下免疫療法に適している方に対し、実施いたします。
STEP 01
血液検査:ダニ、スギ特異的IgE抗体(RAST)、鼻汁中好酸球、呼吸機能、などを測定し実施しています。
STEP 02
シダキュア2000JAU、ミティキュア3300JAUを院内で内服30分経過観察し症状がなければ自宅で1週間内服していただきます。
STEP 03
シダキュア5000JAU、ミティキュア10000JAUを院内で内服。30分経過観察し症状がなければ4週間自宅で内服していただきます。過剰な反応が出た場合は投与量を減らしたり、抗ヒスタミン剤を内服するなど対応しながら実施します。
STEP 04
鼻炎症状や口腔内症状を確認します。同時に内服状況のチェックを行います。
STEP 05
異常なければシダキュア5000JAU、ミティキュア1000JAUの内服を3年間~5年継続します。その間、1ヶ月に1回の受診が必要です。
STEP 06
治療の経過観察のため、スギ花粉飛散時、非飛散時に定期的な血液検査、鼻汁検査、呼吸機能検査を実施します。ダニにつきましても定期的に上記検査を行います。
当院では、今までに350人以上の方に実施しましたが、90%以上の方にご満足いただいています。
治療開始できるのは、スギ花粉の飛散していない時期で例年6月〜10月となっております。ダニに対する舌下免疫療は、季節を選ばず、いつからでも開始できます。
いずれも5歳から実施できますので、ご希望の方はお気軽にご連絡ください。
舌下免疫療法中は、いつもの薬はどうしたら良いですか?
舌下免疫療法は特に併用に注意しなくてはならない薬はありません。高血圧・高脂血症の薬や、気管支喘息の薬など、毎日服用しているものはそのまま継続していただきます。
舌下免疫療法の効果が出てくるまでは、抗アレルギー薬を併用することが多いです。
スギ花粉の舌下免疫療法であれば、開始してからの最初のシーズンでは、抗アレルギー薬を内服することも多くあります。ダニの舌下免疫療法では開始して効果が現れるまでは抗アレルギー薬を継続して、症状をみながら中止を検討します。